国際的に活躍できる若手プロデューサー育成のため、映画祭や映画マーケット、
セールスエージェントや企画マーケットの役割など、国際共同製作等に必要な知識を学べるコース。

内容Contents

■プログラム名

Netflix協賛 VIPO Film Lab「国際プロデューサーコース」

■実施時期・期間

2025年8月~2025年12月

■実施方法

リアルおよびオンライン(Zoom)
※リアル開催の場合、オンライン配信はございません。
※講師が海外在住の場合にはオンラインにて開催(Zoom)

■参加対象・レベル

◆参加対象
国際共同製作等、国際的な活躍を志望するプロデューサー、およびプロデューサー志望の方
特に以下いずれかの経験がある方:
①映画会社等でのアシスタント・プロデューサーやライン・プロデューサー等の経験がある方
②映画以外の映像制作におけるプロデューサーやプロダクション・マネージャー等の経験がある方
③映画プロデューサーの経験はないが海外とのビジネスや英語でプロジェクトを実施した経験があり、今後、海外との映画制作への参入を検討している方

◆参加資格
・英語での講義を聴講・理解し、各講義にて発言・質問等ができること(日本語通訳はありません)
・講義後のアンケート等に回答いただけること。

■参加人数

15名程度(予定)

■参加費(有料・無料)

無料

■プログラム内容

◆第1回:8/21(木)16時半~18時「映画祭とは、映画祭の活用方法」
内容:世界の主要映画祭や映画マーケットの種類や違い、役割について解説
講師:矢田部吉彦氏(前東京国際映画祭ディレクター)
会場:VIPO会議室予定(リアル開催のみ)

◆第2回:8/27(水)16時半~18時(※予定)「海外の企画マーケットについて」
内容:参加すべき世界の映画ワークショップの機能や役割について解説
講師:Alessandro Gropplero氏 (FVG Audiovisual Fund)
会場:オンライン

◆第3回:9/4(木)16時半~18時「海外PRの役割」
内容:国際映画祭や映画マーケットにおける海外プレスの役割や仕事内容について解説
講師:高松美由紀氏(フリーストーンプロダクションズ代表)
会場:オンライン

◆第4回:9/11(木)16時半~18時「国際共同製作におけるリーガルリテラシー」
内容:著作権、名誉棄損、プライバシー権など、映像制作における基本的な法律の考え方及び国際共同製作契約における留意事項を理解
講師:TMI総合法律事務所 パートナー弁護士 石堂瑠威氏
会場:VIPO会議室予定(リアル開催のみ)

◆第5回:10/9(木)16時半〜18時「国際共同製作概略」
内容:国際共同製作の目的や企画から公開までの流れ等について、事例を交えて解説(予定)
講師:水野詠子氏 (映画プロデューサー)
会場:VIPO会議室予定(リアル開催のみ)

◆第6回:10/16(木)16時半~18時(※予定)「セールスエージェントの役割」
内容:セールスエージェントを招き、作品選定から海外セールスまで、その役割や仕事内容について解説(予定)
講師:Yohanne Comte氏 (chairman&co-founder, Charades)
会場:オンライン

◆第7回:11/13(木)16時半~18時「国際共同製作の多様性」
内容:国際共同製作のケーススタディとして、企画開発・制作等について複数の事例をもとに解説(予定)
講師:福間美由紀氏(プロデューサー)
会場:VIPO会議室予定(リアル開催のみ)

◆第8回:11/27(木)16時半~18時「脚本開発における戦略とツール」
内容:脚本開発で活用できる脚本の基本構成や構造について『ドライブ・マイ・カー』等を事例に分析
講師:Clare Downs氏 (EAVE スクリプト・アドバイザー)
会場:オンライン

◆第9回:12/11(木)10時半~12時「海外向け企画ピッチングについて」
内容:製作パートナーや資金調達を募る上で必要となる企画のパッケージング化とピッチの解説に加え、受講者による模擬ピッチと講師からのフィードバック(予定)
講師:Shrihari Sathe氏 (映画プロデューサー、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツ講師)
会場:オンライン

◆第10回:12/18(木)16時半~18時「アジアの国際共同製作支援について」
内容:アジア(韓国、台湾、香港、フィリピン、インドネシア等を予定)の助成金を使った制作経験のあるプロデューサーによる事例紹介パネル(予定)
講師:韓国、台湾、香港、フィリピン、インドネシア等のプロデューサー(予定)
会場:VIPO会議室もしくはオンライン

■過去実績・卒業生の声「第一線で今活躍されている講師陣のリアリティのある話を伺うことができ、有意義な時間でした。海外向けの企画・プロデュースについて、志があっても知識を得る場所を探すのが難しい中で、多くの手がかりを得ることができました。」

「参加し始めたときはフリーランスで、自分のキャリアについて考えるタイミングでしたが、国際共同製作や海外展開にもっと関わりたいと思えるようになり、映画の海外事業に関わる仕事に転職することにつながりました。学ばせていただいた情報を日々活用しながら、まだ具体的ではないですが、フランスや韓国との国際共同製作の話を少しずつ広げていけそうです。」

「学んだのは国際共同製作についてですがそれに限らず、そもそもなぜその作品を作りたいのか、自分たちの作品は国際共同製作にチャレンジすべきなのか、を改めて考えさせられる機会となりました。」

「本コースで学んだことを活かしながら、さらにその経験を循環する形で、自分の目指すべきプロデューサー像、戦略の輪郭が見えてきたように思います。今後参加したいラボや映画祭マーケットの指標を立てるのにも、とても有意義な機会でした。」
■備考

◆応募にあたっての注意事項
以下内容に同意の上でご応募ください。
①全講義(全10回)に参加可能なこと
②講義、ディスカッション等に積極的に参加し(必要があれば)事前準備等も行えること
③参加決定した場合、参加者の氏名、講義の様子等がVIPOのウェブサイトや報告書等で公表されること
④講義後のアンケート等に回答いただけること(必須)

 

◆応募方法
下記の応募フォームにアクセスし、該当箇所に記入の上ご提出ください。
※提出いただくフォームの内容(過去実績、志望動機等)および提出動画の内容にて選考いたします。
※受付後、システムより受領の自動メールが届きます。メールが届かない場合には事務局へお問い合わせください。

★応募フォームはこちら(Google Form)★

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