ヨーロッパの団体EAVEとVIPOの共催事業で、イタリア・ウディネにて実施する脚本個別指導講義の受講や、
ウディネ・ファーイースト映画祭のFocus Asia部門の講義に参加可能なコース。

内容Contents

■プログラム名

脚本コース@ウディネ(イタリア)

■実施時期・期間

2023年4月27日~28日(3日間)

■実施方法

対面、ワークショップ

■参加対象・レベル

①脚本コース

  • すでに企画・脚本を持つ国際共同製作等、 国際的な活躍を志望する新進プロデューサー
    特に、これまで1~2本の作品のプロデューサー経験 (短編 長編問わず) がある方 (※過去にTTBに参加した方は対象外)
  • 提出脚本は非公開のオリジナル実写長編映画に限る。
  • 英語での個別指導講義を理解できること。
  • 参加後、内容を詳細に記したレポートおよびアンケートを必ず提出できること。

②FOCUS ASIA 企画マーケット「ALL GENRES PROJECT MARKET」
  • 下記の条件を満たす映画企画を持つプロデューサー
    -長編のフィクション映画またはアニメーション映画の企画で、開発が進んでいる作品であること。
    -アジア発の企画で、ヨーロッパとの共同製作または共同出資の可能性があるもの。
    -ヨーロッパ、または、その他の国の企画で、アジアとの共同製作、または共同出資が可能であること。
    -企画が選出された時点で、英語で必要書類を準備できること。現地では、英語でミーティング等に参加できること。

③FOCUS ASIA ワーク・イン・プログレス「FAR EAST IN PROGRESS」
  • 下記の条件を満たす映画を制作中のプロデューサー
    -劇場公開と国際マーケットでの展開が見込める長編フィクション映画または長編アニメーション映画。(特定のテーマやスタイルが優先されることはなく、その他特定の基準はありません。個々のプロジェクトは、その長所、映画的言語、監督の芸術性によって選考されます。)
    -新しい、または最近のプロジェクトであること。
    -ヨーロッパで一般向けに上映されたもの、または、他のワーク・イン・プログレスで上映されたプロジェクトは対象外。
    -プロジェクトはポストプロダクションの様々な段階であっても応募可能。
    -東アジア出身の監督またはプロデューサーがプロジェクトに参加していること。

■参加人数

3名(各カテゴリー1名)

■参加費(有料・無料)

無料(※但し、渡航費は自己負担)
参加費用に含まれるもの

  • 「VIPO Film Lab」脚本コース@ウディネへの講義参加費
  • 日本語脚本の英語への翻訳費(※脚本コースのみ)
  • 伊・ウディネの現地宿泊費(4泊)
  • 「ファーイースト映画祭」および「Focus Asia」(インダストリー部門)への参加アクレディテーション費

■プログラム内容

【プログラム日程】

4/25(火)日本発、現地着
4/26(水)Focus Asia 企画マーケット参加企画紹介
Focus Asia パネル
Focus Asia ネットワーキングランチ
ワーク・イン・プログレス参加作品紹介・上映(各作品10分程度)
個別ミーティング
ウェルカム・レセプション(映画祭と共同)
4/27(木)Focus Asia パネル
Focus Asia ネットワーキングランチ
個別ミーティング
ディナー(映画祭と共同)
4/28(金)Focus Asia パネル
脚本個別指導(※脚本コースのみ)
個別ミーティング
Focus Asia ネットワーキングランチ
クロージング・レセプション(映画祭と共同)
4/29(土)現地発 〈4/30(日)日本到着〉

【脚本個別指導について】

すでにお持ちの脚本をより国際的に通用する内容へとブラッシュアップを行うため、ヨーロッパで活躍する経験豊富な講師による英語での個別指導。
  • 講師: Clare Downs氏 (EAVE)
  • 講師経歴:1989年EAVE発足時からスクリプトコンサルタントとして参加。 さまざまなワークショップや映画祭のトレーニングプログラムなどに講師として参加している。
■共催

Focus Asia

■過去実績・卒業生の声「アジア×欧州の国際共同製作に興味のある人間が大集合しているという点においてウディネは、カンヌやベルリンや釜山などとはまた別の、特殊な映画祭・マーケットであると感じた。ここで出会えた人々や得た情報は、今後の自分の基軸になっていく気がしました。」
「3日間、アジア映画に関心のある業界人だけが集まって食事も含めて狭い空間で時間をともにするので、自然と交流することができたのがとても有難かったです。まだ具体的ではなくとも、今後につながるような出会いがいくつかありました。」
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