実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2024」
映画と制作チーム(監督/プロデューサー/編集者)募集
編集ステージにフォーカスした創造的かつ濃密なフィードバックで作品のポテンシャルを向上!

内容Contents

■プログラム名

First Cut Lab Japan 2024

■実施時期・期間

2024年11月~2025年2月(参加者の希望スケジュールに合わせて開催)

・「First Cut Lab Japan 2024」は全てオンラインで実施し、2024年11月から2025年2月末の期間中に、参加者の希望スケジュールに合わせて開催する予定です。
・ワークショップは最長1~2週間、セッションのコア実施期間はそのうちの連続する数日間で行います。
・ワークショップの最終詳細日程は、企画の選出後、選ばれた各チームとの協議・合意に基づいて双方に最適なスケジュールを決定いたします。実施時期に希望がある場合は、応募フォームにワークショップの希望実施期間を記載ください。

■実施方法

オンライン

■参加対象・レベル

全レベル対象

■参加人数

1〜2企画 (長編実写映画および長編ドキュメンタリー)

■参加費(有料・無料)

無料

■プログラム内容

「First Cut Lab Japan 2024」は、日本から選出した1~2本の長編映画の編集ステージにフォーカスした包括的なコンサルテーションを軸においたワークショップです。(※本ワークショップは全て英語で実施されます。VIPOから通訳の提供はございませんが、参加者ご自身で通訳を手配することは可能。)

選出された作品と制作チーム(監督/プロデューサー/編集者)には、創造的で挑戦的なセッションが提供され、編集段階における作品の芸術的可能性を開拓するとともに、クローズドな環境下で共に新しい視点を模索します。ワークショップでは、参加者から提供される最新の英語字幕付き粗編集版(First Cut)について、経験豊かな編集コンサルタントおよび国際的な映画業界のメンターらから専門的なフィードバックを受けることができます。

編集コンサルタントおよびメンターは、選ばれた作品の内容に最も適していると思われるメンバーを参加者らの希望を元に人選されます。「First Cut Lab」に参加しているコンサルタントやアドバイザーはこちらからご参照ください。http://firstcutlab.eu/people/

ワークショップ終了後は、さらなる編集/完成に向けての指針となるワークショップのレポートとロードマップを受け取ることができます。最終的な「First Cut Lab Japan」のゴールは、プログラムに参加した映画の芸術性と商業性を向上させることです。

1.応募要件

・応募には、応募フォーム(英語)および最低30分以上の長さで英語字幕がついた選考用映像素材の視聴リンクが必要です。
・選考用映像素材は、選択したシーンの組み合わせ、初めてのアセンブリ、または粗編集版で30分以上の長さが必要です。
・視聴リンクはストリーミング方式およびパスワードで保護されていることが必須です(例:Vimeoなど)。
・映像データの送信やクラウド・ドライブの共有などは受け付けません。
*企画が選出された場合には、別途ワークショップ用に英語字幕が付いた完全な粗編集版(First Cut)の視聴リンクをご用意ください。
*備考: 「First Cut Lab Japan 2024」への応募を検討しているプロジェクトで、2024年10月31日(木)までに選考用の映像素材(視聴リンク)を提供できない場合(例えば、映画の撮影がまだ終了していない、もしくはまだ撮影前の場合等の理由)は、その旨を応募フォームに記入し、締切日までに応募してください。選考の対象となる場合は、First Cut Lab Japan事務局から特定の映像素材提供期限について別途、ご連絡いたします。

2.選考基準

・選考の対象となる企画は国際マーケットのポテンシャルを持つ実写およびドキュメンタリーの長編映画であり、最低70分以上の長さが必要となります。
・「First Cut Lab Japan」では、映画の内容について特定の基準は設けていませんが、各企画が持つ独自のポテンシャル(オリジナリティや市場性等)が考慮されます。
・選考の主な基準は、作品の芸術性と商業性が参加者のモチベーションに裏付けされていることや、「First Cut Lab Japan」が提供するワークショップの独自性と関連していることなどが挙げられます。
・企画は非公開でまだ公に発表されていないことが望ましいです。
・企画はポストプロダクションの初期の編集フェーズにあることが強く推奨されます。
・企画は日本の監督または主要プロデューサーがいること、映画の国籍が日本であることが必要です。

3.審査について

応募書類に記載された内容を踏まえ、参加条件を満たしているか等を考慮し、審査・選考させていただきます。
詳細な審査基準や結果等については開示いたしませんので、予めご了承ください。
結果については選出された企画のみ、11月11日(月)までにご連絡いたします。

4.参加条件

・企画が選出された場合、監督とプロデューサーの両名はワークショップの全スケジュールへの参加が必須です。※編集者の参加も推奨しますが、スケジュールが合わない場合は強制ではありません。
・参加するプロデューサーと監督の両名、もしくはどちらか、または編集者の英語によるコミュニケーション能力が望ましい。(※本ワークショップは全て英語で実施されます。VIPOから通訳の提供はございませんが、参加者ご自身で通訳を手配することは可能です。)

5.クレジットの記載

完成した映画は、エンドクレジットへの「First Cut Lab Japan」の記載とロゴの表示をお願いいたします。
以下のテキストをご記載ください:
“This project participated in Firs Cut Lab Japan 2024”
また、First Cut LabとVIPOのロゴの表示もお願いいたします。

■過去実績・卒業生の声「First Cut Lab Japan 2023」参加企画実績
(※2023年は「VIPO Film Lab」事業として実施)

①企画名:『HAPPYEND』(詳細はこちら
第81回ヴェネツィア国際映画祭 Orizzonti オリゾンティ・コンペティション部門選出
監督:空 音央
プロデューサー:アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ、アレックス・ロー、アンソニー・チェン

②企画名:『沼影市民プール』(詳細はこちら
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024インダストリー部門
「First Cut+(プラス) Summer Edition 2024」選出および「First Cut+ Works in Progress Award」受賞
監督:太田信吾
プロデューサー:竹中香子
■備考

本コースは、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業(コンテンツ産業の海外展開等支援)(JLOX+)」の一環として、ヨーロッパを拠点に各国で実写長編映画の編集コンサルテーションを実施している「First Cut Lab」(運営:Tatino Film)と共催し、日本映画を対象とした実写長編映画の編集コンサルテーションプログラムです。
 
応募にあたって、以下の内容に同意の上でご応募ください。
 
1.「First Cut Lab Japan 2024」参加者は、通訳含め英語でのコミュニケーションやディスカッションが可能なこと。
2. 全ワークショップ日程に必ず参加できること。
3. 決められた提出物の期限を厳守すること。
4. 選出後の変更・キャンセルはできません。
5. 参加企画のタイトル、参加者の氏名、講義の様子等がVIPO のウェブサイトや報告書等で公表される可能性があること。
6. 終了後のヒアリング・アンケート提出等に必ず協力すること。
7. 上記スケジュールおよびワークショップ内容等は予告なく変更となる可能性がございます。予めご了承ください。
 
【応募方法】
応募書類:
①全て英語で記入された応募フォーム(ワードファイル)[ダウンロードはこちら
②選考用映像視聴リンク(英語字幕と30分以上の長さが必要)
 
書類の送付先メールアドレス(※2件のアドレス宛にお送りください。メール文は英語でお願いいたします)
hiroyuki.tanimoto@vipo.or.jp
juliemarnay@firstcutlab.eu
 
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル展開事業部 First Cut Lab Japan事務局
e-mail: matching@vipo.or.jp
※お問い合わせの際は、件名に「First Cut Lab Japan 2024」とご記載ください。

過去のコースはこちら

ご質問やご不明な点は
こちらからお問い合わせください。

特定非営利活動法人映像産業振興機構
▲