2022.06.037-10月「VIPO Film Lab」国際プロデューサーコース

国際プロデューサーとして必要な基本的知識・スキルを包括的に学べる!
7-10月「VIPO Film Lab」国際プロデューサーコース(全10回) 参加者募集!
講師陣は国内外の経験豊富な業界エキスパートや現役で活躍するプレイヤー
締切:2022年6月24日(金)まで


【応募受付は終了いたしました。】

VIPO(ヴィーポ)では、映画の国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手プロデューサーを育成することを目的として「VIPO Film Lab」国際プロデューサーコースを2021年に実施いたしました。昨年に続いて、今年も国際舞台での活躍をめざす若手プロデューサーやプロデューサー志望の方を募集いたします。
この機会にぜひ、ご参加ください。

<VIPO Film Lab 国際プロデューサーコース(全10回) 内容>

国際的に活躍できる若手プロデューサー育成のため、世界の映画祭や映画マーケット、セールスエージェントや企画マーケットの役割、実際の企画マーケット担当者による実践的なレクチャーや脚本ディベロップメントなど、映画の国際共同製作・海外展開を目指していくうえで必要となる知識を包括的に学べるコースになります。国内外の経験豊富な業界エキスパートや現役で活躍するプレイヤーを講師陣に迎え、即実践で活用できる基本的な知識やテクニックを身に着ける事を目指します。また、講義とは別に自由参加として、釜山国際映画祭のネットワーキング・イベント「Platform BUSAN」への合同現地参加も予定しています。
募集定員:20名程度(予定)

実施日程と講義内容/および講師

第1回:7/7 (木)16時~18時 「映画祭戦略 -プログラマーの仕事について-」
内容:国際映画祭戦略やその重要性について、プログラマーの視点から解説(予定)
講師:矢田部吉彦氏 (元東京国際映画祭プログラマー) *他ゲスト予定
経歴:フランス・パリ生まれ。銀行勤務を経たのち、映画配給宣伝を手がける一方、ドキュメンタリー映画のプロデューサーおよびフランス映画祭の運営に携わる。東京国際映画祭に19年在籍し、「日本映画・ある視点」、「日本映画スプラッシュ」および「コンペティション」部門のプログラミング・ディレクターを務めた。現在はフリーランスにて活躍中。

第2回:7/14 (木) 16時~18時 「国際映画製作ケーススタディ 1 『PLAN 75』『海辺の彼女たち』」
内容:国際共同製作のケーススタディとして『PLAN 75』と『海辺の彼女たち』のプロデューサーを招き、製作事例を紹介(予定)
講師:水野詠子氏(映画プロデューサー)*他ゲスト予定
経歴:ローデッド・フィルムズ代表。映画プロデューサー。6月17日から公開される早川千絵監督『PLAN75』でカンヌカメラドールスペシャルメンション受賞、その他に黒沢清監督の「世界のおわり世界のはじまり」、「十年 Ten Years Japan」などをプロデュース。
講師:渡邉一孝氏(映画プロデューサー)*他ゲスト予定
経歴:2014年に映画の企画から配給/セールスおよび翻訳字幕制作を行う株式会社E.x.N(エクスン)を設立。製作/プロデュース作として『黒い暴動♥』(監督:宇賀那健一)、藤元明緒監督作『僕の帰る場所』、短編『白骨街道』、『海辺の彼女たち』など

『PLAN 75』 6/17から劇場公開
『海辺の彼女たち』 日本映画専門チャンネル放送予定

第3回:7/21 (木) 16時~18時 「セールスエージェントの役割」
内容:海外の映画セールスに深く関わるセールスエージェントを招き、役割や仕事内容について解説(予定)
講師:Marie Pierre Valle氏 (Wild Bunch セールスエージェント)
経歴:2008年よりワイルドバンチAcquisitions担当責任者、ワイルドバンチは、現在、世界的に、国際映画祭に対して最も影響力のあるセールスエージェントである。

第4回:8/4 (木) 16時~18時 「世界の映画祭と映画マーケットについて」
内容:世界の主要映画祭や映画マーケットの種類や違い、役割について解説(予定)
講師:長谷川敏行氏 (SKIPシティ国際Dシネマ映画祭プログラミング・ディレクター)
経歴:東映国際営業部、UNIJAPANを経て現在、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭プログラミング・ディレクターを務める。SKIPシティ作品等日本映画の海外映画祭紹介、また、海外セールス会社との交渉なども行っている。

第5回:8/18 (木) 17時~19時 「ヨーロッパのワークショップについて」
内容:参加すべきヨーロッパや世界の映画ワークショップの機能や役割について解説(予定)
講師:Alessandro Gropplero (Focus Asia)*他ゲスト予定
経歴:2007年よりイタリアの FVG AUDIOVISUAL FUND(フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州のファンド)の国際担当として “WHEN EAST MEETS WEST co-productin Forum”,”TIES THAT BIND”などを担当してきた。2021年からはヴェネチア映画祭批評家週間のプログラマーチームに参加している。

第6回:8/25 (木) 10時~12時 「企画のパッケージングとピッチについて」
内容:製作パートナーや資金調達を募る上で必要となる企画のパッケージング化とピッチについて解説(予定)
講師:Shrihari Sathe氏(映画プロデューサー、コロンビア大学講師)
経歴:NY拠点の映画監督、インディペンデント・スピリット賞受賞映画プロデューサー。ハリウッド外国人映画記者協会、全米製作者組合、サンダンス・インスティテュート等の奨励生。2016年シネリーチプロデューサー賞受賞、コロンビア大学スクールオブアーツで教壇に立つ。全米製作者組合、IMPPA、SWA-India、映画芸術科学アカデミー会員。

第7回:9/1 (木) 19時~21時 「オリジナル脚本の進め方 ベーシック理論」
内容:オリジナル脚本の基本構成や構造について、事例を元に分析していく(予定)
講師:Clare Downs氏 (eave) <eave_Ties That Bind/VIPO共同開催>*1
経歴:1989年eaveの発足時からスクリプト・コンサルタントとして参加。数多くのワークショップや映画祭のトレーニングプログラムに参加している。

第8回:9/8 (木) 19時~21時 「国際共同製作について」
内容:国際共同製作において必要な基本的知識、パートナー探しや資金調達について解説(予定)
講師:Christophe Bruncher氏(eave)<eave_Ties That Bind/VIPO共同開催>*1
経歴:映画プロデューサー。eaveでTies That Bindを立ち上げる。ブノワ・ジャコ監督の『L’INTOUCHABLE』、日本でも公開されたジェーン・フォンダ主演の『みんなで一緒に暮らしたら』などのプロデューサーとして活躍。

第9回:9/22 (木) 16時~18時 「海外プレスの仕事について」
内容:国際映画祭や映画マーケットにおける海外プレスの役割や仕事内容について解説(予定)
講師:高松美由紀氏 ((株)フリーストーンプロダクションズ代表)*他ゲスト予定
経歴:アメリカ留学後、映画宣伝や映画祭の海外宣伝、TBSでの海外セールスを経て、2013年に(株)フリーストーンプロダクションズを立ち上げる。日本で数少ない国内&海外のPRを手がける”映画コンシェルジュ”的なポジションで、日本映画を海外に展開。

第10回:9/29 (木) 16時~18時 「国際映画製作ケーススタディ 2」
内容:国際共同プロジェクトのケーススタディとして、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』の製作背景について解説(予定)
講師:福間美由紀氏(映画プロデューサー)
経歴:分福に在籍。6月24日から公開される是枝裕和監督の韓国映画『ベイビー・ブローカー』(カンヌ映画祭最優秀俳優賞)、同監督の日仏合作『真実」、国際プロジェクトであるオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』などのプロデューサーを務める。

同時開催:10/9~10/11 「釜山国際映画祭 Platform BUSAN合同参加」
内容:本コースでは、自由参加にて釜山国際映画祭期間中、映画祭によるネットワーキングイベント「Platform BUSAN」への対面による合同参加を予定しています。
※自由参加のため、参加ご希望の方の現地渡航費、宿泊費、映画祭参加費等は自己負担となります。ご了承ください。
※イベントの詳細は後日発表予定。

※上記スケジュールおよび内容、講師は予告なく変更となる可能性がございますので予めご了承ください。
※講師が外国在住の回は、時差による調整、または、講師の都合により、講義時間が変更になる場合があります。

*1 eave_Ties That Bindとは:
ヨーロッパとアジアによる国際共同製作を目指すワークショップ。アジアと共同製作経験のあるヨーロッパ映画業界関係者等がメンターとなり、脚本開発、資金調達、マーケティング、コプロダクションの契約などを学ぶトレーニングプログラムを提供。プログラムは、春と秋の2回、ウディネ(イタリア)とシンガポールで開催され、グループワークや個別セッション形式で行われる。
公式サイト www.tiesthatbind.eu


実施場所

オンライン(ZOOM)で開催

参加対象・資格

参加対象
国際共同製作等、国際的な活躍を志望する若手プロデューサー、および監督(人材育成目的のため)
特に以下いずれかの経験がある方;
・映画会社等でのアシスタント・プロデューサーやライン・プロデューサー等の経験がある方
・映画以外の映像制作におけるプロデューサーやプロダクション・マネージャー等の経験がある方
・大学等で映像制作の教育を受けた経験がある方 等

参加資格
英語での講義を聴講・理解できる事(日本語通訳はありません)

参加費用

33,000円(消費税込み)

応募にあたっての注意事項

以下内容に同意の上でご応募ください。
1.実施期間にある講義日程に参加可能なこと
2.講義、ディスカッション等に積極的に参加し(必要があれば)事前準備等も行えること
3.参加決定した場合、参加者の氏名、講義の様子等がVIPO のウェブサイトや報告書等で公表されること
4.終了後のアンケート等に回答いただけること

応募方法

以下より応募フォームにアクセスし、該当箇所に記入のうえご提出ください。
※ 受付後、システムより受領の自動メールが届きます。もしメールが届かない場合には事務局へお問い合わせください。

応募締切

2022年6月24日(金)まで 応募受付は終了いたしました。

審査について

事務局による提出書類の選考、および定員数等を鑑み、最終的な参加者を決定いたします。
結果については、6/30(木)までにご連絡致します。
その後、7/4(月)までの参加費用入金確認をもって申し込み完了となります。
お申込み後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

お問い合せ

特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
VIPO Film Lab事務局
vipofilmlab@vipo.or.jp

ご質問やご不明な点は
こちらからお問い合わせください。

特定非営利活動法人映像産業振興機構
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